[委員会]平成23年 9月定例議会「経済労働委員会」
【要望】被災中小企業への支援について
台風12号における被災地の皆様にお見舞い申し上げますとともに、野田総理あるいは前田国土交通大臣、鹿野農林水産大臣が来県され、政府が全力を挙げて取り組むとのことでございますので、期待をしながら皆様にはまたさらにご尽力を賜りたい。
【質問】
現在把握している台風12号災害による被災中小企業の被害状況は、41社50件ということですが、内容を見ますとかなりひどい状況というのがわかります。具体的な被害状況を把握した中で、対策資金創設等も県としては考えているということですが、それ以外に何らかの側面的支援も検討されておられるかお聞きしたい。
【答弁】
被害が起こってからの期間でできる限り早い段階で資金をつくろうということで、今、既存の予算枠の中で資金をつくったというのが現状でございます。この状況を踏まえ、今後どんな対策が必要なのか、例えば貸し付けであれば利率の問題等も検討していくことになろうかと思っております。ただ、今の時点では、まだ申し上げるには至っておりません。
【要望】
東日本大震災における対応で、企業に対しての側面的支援として、全国各地あるいは奈良県においても、貸事務所の提供等されていますが、同じような支援をぜひともお願いしたい。また、企業の要望については、なるべく県で応えていただきたい。
【要望】食肉流通センターについて
食肉流通センター改革検討委員会における検討状況の報告がございましたが、存続に至っても、建物の老朽化も含めて、消臭、煙、さまざまな環境の問題は大変気になるところであります。第三者あるいは第三セクター並びに指定管理者等々になっていくのではなく、行政がしっかりと管理把握をしていただきたい。廃止に至っては、遊水地に建っていることも踏まえて今後の検討策については配慮いただきたい。